生きる知恵
ワークショップ担当者から、ご自宅で行える「暮らしの知恵」をお届けいたします。
今後も多彩なメンバーで工夫をこらして続けたいと思います。初回はカラーセラピーの内原さんからです❗️
【TCカラーセラピスト マスタートレーナー 内原静香】
色の世界の楽しさを知っていただくこと、色に自分を映し出すことで 本来の自分を取り戻すことを目指して活動しています。
自然界の色を見て 感じて 味わう… 色で表現して楽しむ…
私たちは 沢山の色に囲まれて生活しています。
今日は、色彩で心を癒す方法をご紹介します。
いつも個人セッションでは 色をカウンセリングのツールとして使うので、好き嫌いではなく直感で色を選んでいただきますが、これから取り上げるのはリラクゼーションとしてセルフで出来るものです。ですので、好きな色を使いましょう。
不安な毎日ではありますが、気分を発散させたり、落ち着かせる方法の1つとしてお試し下さい。私自身、心の拠り所であった"ともいき京都”の休止状態が続き、残念というより淋しさが募っていますが、今出来る事に徹することで、何としてもこの事態を乗り越えなければと思っています。そして1日も早く、また皆さんとお会い出来ることを願っています。


2回目は、ともいき京都のお台所での「いのちのスープ」づくり、ワークショップでは「書道教室」を担当される堀田亜矢さんからの「生きる知恵」です。「書」からのメッセージは、どのような状況にあっても、人とのつながりの大切さを伝えてくれます。
【いのちのスープ 堀田亜矢, 書道教室 堀田泰彦・亜矢(ご夫妻)】
皆さま、毎日いかがお過ごしでしょうか、堀田亜矢です。
写真は、堀田泰彦(書道講師)から書を通して、皆さまへメッセージです。「とおくても ちかくても てとて こころとこころ あわせて ともに生きる」
今は、私もほとんどお家の中にいます。外からの情報を聞けばザワザワしますが、この空気に引っ張られたくないと思って…ラジオ体操を毎日することにしました!無理しないで一生懸命しています。けっこう肩のあたりがほぐれるんですよ。それと「わたしノート」と称するものに、今日一日幸せに感じたこと、嬉しかったこと、感動したことなどを書いています。良いことを書くと、喜びが何度も繰り返されるような気がしています。今はただただ、自分ができることをしながら、最前線で戦ってくださっている方々に感謝して、早くともいき京都で皆様にお会できる日を願っています。
3回目は、ともいき京都の受付、いけばな、演奏会ではお茶を点て、いつも「おもてなし」と「しつらえ」に心を配って下さる藤元志津香さんの「生きる知恵」です。
【藤元 志津香】
新型コロナウイルスの影響で久しく皆さまとお会い出来ず、本当に残念でなりません。
今、どうしても閉じこもりがちな毎日となります。でも、少し外気にふれるため、近くの桂川の川辺を歩いてみると菜の花、風に流れる雲。公園には山吹、パンジー。ウイルスのことなど関係なく…季節はいつもと変わらず進んでいました。桜を惜しみながら芽吹く葉に来年こそ!と思いつつ、お家に戻っていただく桜湯。ホッと温く、一服のお茶もひとときの楽しみであり、和みます。
今日のお花は、ミツバつつじ(花が散った後3枚の葉が出る)、菓子銘 時の流れ(大河ドラマに因んで織田家と明智家の紋入り。本能寺近くで求める)、茶碗 遠山(春霞の向こうに色づく山々の景色)、お香は白檀。
今は少しの距離がとても大切です。距離を保ちつつ笑顔でお会い出来ます日を心待ちにしております。
4回目はともいき京都立ち上げからタッチケアでお世話になっている中川さんからの「生きる知恵」です。
【NPO法人タッチケア支援センター代表 中川れい子】
〜セルフタッチング(self touching): からだとつながり、自分自身をとりもどす〜
皆さん、こんにちは。からだにも、心にも心地よいタッチケアを、家族間ケアや看護・介護の現場にお伝えする活動をおこなう兵庫県のNPO法人で、「ともいき京都」さんでは、オンコロジータッチセラピーの施術会をお手伝いしたり、セルフタッチングの講座を開講させていただいたりしています。とはいえ、今の時期は、ほとんどの活動は休止中。ほとんど自宅で過ごす時期ですが、こまめにからだを動かして、野菜中心の食事をとりながら、好きな映画を観たりしつつ過ごしています。
今日は、皆様に、自宅でできる“セルフタッチング”を通じて、心身のストレスの軽減法を、お伝えさせていただきたいと思います。
5回目は、発起人代表の田村より「生きる知恵」をお届けします!
【ともいき京都 発起人代表 田村恵子】
新型コロナウィルス感染拡大により、ともいき京都を停止して2か月余りが経過しました。皆さま、いかがお過ごしでしょうか。
大学は4月から全てオンライン講義となりましたが、準備期間が数日であったため不安を抱えたままの幕開けとなりました。現在、落ち着いてきましたが、通信量制限などのある学生さんのために講義は音声のみです。顔の見えない学生さんとどうつながっていくかが大きな課題です。日々流れるラジオ・パーソナリティの語りにプロのスキルを感じると共に、「顔が見える」関係について考えさせられる毎日です。
こんな暮らしの中で、これまで以上に「いま、ここ」を大切にしています。CDを聞きながら瞑想したり、大地を感じながらゆったり通勤しています。中止となった『ZENから学ぶグリーフケアのエッセンス』の動画が掲載されました。
日本ホスピス・緩和ケア研究振興財団HP
https://www.hospat.org/m_news_38.html
マインド・フルネスのヒントが散りばめられています。
最後に、『ぞうさん』を口ずさみながらの「手洗い」がお勧めです。
皆さまにお目にかかる日が早く来ますように!祈りつつ。
6回目は、てつがく対話でお世話になっている高橋綾さんの「生きる知恵」です。
【てつがく散歩、散歩で川柳、暮らしのなかの「そもそも」について考える てつがく者 高橋 綾】
わたしの楽しみを兼ねた仕事は、色々な人と会ってお話しすることなので、今はその機会がなくなり、いつもより少し元気をなくしています。人と話すくらい楽しく集中してできることで、しかも家で1人でできることは・・・と考えた結果、久しぶりにミシンを引っ張り出してきて、ハギレを使ったマスク作りにはまっています。些細なことでも、頭と手を動かして新しいものを作りだすことも「元気のもと」となるようです。さらに、作ったマスクを誰かに使ってもらえると、嬉しさ倍増です。
ほかには、一応川柳担当なので、他の人も試みている「新型コロナ川柳」を作ってみました。みなさんも、普段とちがう日常を、5、7、5で表して、ゆったり眺めてみてはいかがでしょう。言葉も、いろいろ組み合わせてみて、面白い表現ができると、ちょっと嬉しくなりますね。作られてみた方は、ともいき京都の川柳のワークショップでぜひ発表してください!
恥ずかしながら、わたくし作の新型コロナ川柳は・・・
七年も外出自粛猫尊敬
静かすぎ猫の背骨がペキと鳴る
家に長くいるので、初めて我が家の猫が背伸びをしたときに骨がなる音を聞きました!
みなさまも、外出はしなくても背伸びは忘れずに。
連載第7回目は、詩の朗読会での演奏、Roots Musicなどピアノ演奏でお世話になっている前滝康彦さんです。いつも、ワークショップの企画に合う「こんな感じで弾い下さい、後はお任せ!」のリクエストに、もののみごとに応えて下さります。
【ピアノ演奏 前滝康彦】
風伝館での語らいの場が自粛となり、皆さまも多くの制約の中、不安でストレスフルな毎日を過ごされていることと思っております。このたびは、つたない演奏ではありますが、Over the rainbow「虹の彼方に」を弾いてみましたのでアップさせていただきました。この曲は、今本当に大変な状況の中ですが、何か少しでも夢とか希望とかもてたらいいなぁ、ちょっとでも心やすまる瞬間があればいいなぁと思い選びました。皆さま、それぞれに感じてもらえれば嬉しいです。
また、ともいき京都で皆さまにお会いできますことを楽しみにして。
連載8回目は、今年2月に初企画だった「絵本とお話しの時間」から、巻野さん・立石さん姉妹の「生きる知恵」です!
【ブラックファンタジーの会「おもちゃばこ」代表 巻野めぐみ】(姉)
【がん看護専門看護師 立石るか】(妹)
昔話「味噌買橋(みそかいばし)」:ともいき京都では、スタッフとしてワークショップ運営、個別相談を担当させていただいている立石です。今日は、兵庫県朝来市和田山在住で子供たちに絵本の読みきかせ活動している姉に、「みそかいばし」の昔話を読んでもらいました。
「みそかいばし」は、日本の昔話ですが、この話をたどっていくと日本で生まれた話ではないそうです。結論から話しますと、グリム兄弟による“ドイツ伝説集”のなかの「橋の上の宝の夢」、ジェイコブスの“English Fairy Tales” の「スワファムの行商人」を1920年ごろ日本で翻訳して入ってきたそうです。その後、複数に人々によって語り告げられ1939年(昭和14年)、柳田國男が『民間伝承』の四巻五号と七号で初めて「味噌買橋」を発表しました。この話は、様々な国や地域で名前を変え語り継がれてきたものですが、それは「自分のところの話として自慢したい」「魅力のある話だ」と考えられてきたからでした。そして、この話のテーマは、【宝は我が家に】だそうです。ほかに、【信じて行動すれば必ず良い方向に物事は進む】という意味あるそうです。
昔話には、様々なテーマや思いがあり、「みそかいばし」のように夢の中の話を信じること、そして実際信じた話(夢)が実は我が家にあった、というこの話は今のStay Homeの中で、それぞれが我が家での宝を見つけるきっかけになればいいなと思いました。また、昔話は単純で分かりやすいのですが、その中の歴史を調べたりしてみるのも面白いと思いました。
どうぞ、難しいことは考えず和田山の景色と「みそかいばし」のお話を楽しんでください。
参考文献:昔話「味噌買橋」の出自−その翻案と受容の系譜−桜井美紀著より
「わらしべ長者」日本民話選 木下順二 作・赤羽末吉 画
連載9回目になりました!共催で「ありがとうカード」づくりをずっと続けて下さっている奥山さんの生きる知恵です。かわいいカードとメッセージ、ご覧下さい!
【ありがとうプロジェクト わたしのがんnet奥山由香里】
こんにちは。皆さん、お変わりありませんか。こんなにも長い間、人に会えなくなって、お話しができなくなって、心に小さな穴が空いたようなぽつねんとした日々。こんな時に届くお便りは行間から送り主の笑顔が浮かび、ほんわかした気持ちになります。昨今ではSNSや携帯メールなどが連絡のやり取りの主流になりましたけれども、直筆のお手紙はぬくもりが伝わって嬉しいものですね。
このステイホーム期間中、皆さんはどのように過ごされましたでしょうか。
わたしは、365日の月の満ち欠けが載っている「月のこよみ」という本をみつけて、空を眺めるようになりました。今月は7日が満月でしたね。花が開く時期から「フラワームーン」という別の呼び名があるそうです。その名の通り、ふんわりしたやさしいお月様でした。この美しい幸せをお裾分けしたくて、「ともいき京都」の皆さんに思いを馳せ、月のカードを作ってみました。
一日も早く平和な日常が戻り、皆さんと一緒に「ありがとうカード」づくりが出来る日を、今から楽しみにしています。
追伸:写真にある猫ちゃんのハートの折り紙は、岐阜在住のボランティア仲間が作ってくれました。ハート部分にあめちゃんや小さなメモも入ります。200匹の猫ちゃん折り紙、ともいき京都開催時に、皆さんにもお届けできますように…。
連載10回目になりました!心身ともにリラックスするヨガをいつも届けて下さる中嶋さんからいただいた生きる知恵をご紹介します。
【ヨガインストラクター SUN & MOON YOGA 中嶋由恵】
ともいき京都のヨガワークショップを担当している中嶋です。
今はお休み中ですが、ともいき京都の活動が少しずつでも再開できますよう願っております。
本日は、皆さまにチェアヨガをご紹介します。おうちでもストレッチ程度でできます。多くの人が、新型コロナウイルスの影響を受け、不安や苛立ちを感じていることでしょう。少しでもリフレッシュしていただけたらと思っています。
SUN & MOON YOGAでは、「おうち時間の充実化、心身の健康と調子を合わせるためのオンラインヨガ」で行っています。是非、ヨガのある暮らしを体験して下さい(ZOOM参加、接続方法のご説明あります)。
私たちは生が明らかになった瞬間から人を幸福にし、生かされ始めます。同時に生まれた瞬間から何かしらのストレスが始まります。絶妙なバランスの中で生きる中で、年齢、環境、コミュニティなどの様々な社会生活と生活習慣の中でバランスが崩れることがあります。心身のバランスは絶妙で繊細です。心と体は写し鏡のように影響しています。ヨガは体・心・精神のバランスをちょうどいいところに整える効果があります。ともいき京都でのヨガを通して健康的でより豊かに過ごしていただけるようお手伝いします!
SUN & MOON YOGA*京都・伏見桃山
HP https://sunmoonyoga.jimdofree.com/
FB https://www.facebook.com/sunmoonyogakyoto/
連載11回目です!ともいき京都で「シター」の演奏をお聴きになったことありますか?とっても美しい音色です。中川さんに今の時期、勇気をもらえる素敵な曲を演奏いただけました。
【シター演奏者 音楽療法士 中川啓子】